シャンプーが泡立たない5つの理由について美容師が答える

シャンプー 泡

なぜかシャンプーの泡立ちが悪い。すぐ泡がなくなってしまう。

そんな事ありませんか?

やはり泡立ちがよくないと気持ちの良いシャンプーはできません。

実は泡立ちの悪さには様々な理由があります。そしてちょっとしたことで泡立ちを良くすることも可能です。

しかし、よく泡立つことが必ずしもいいわけでもないのです。

シャンプーの泡立ちについて美容師としてあなたの悩みに答えますので是非参考にしてください。

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シャンプーが泡立つ仕組み なぜ泡立つのか?

シャンプーは

  • 水分
  • 空気
  • シャンプー

の3つが合わさり泡立ちます。このうちひとつでも欠けると泡立ちません。

ですので十分な量の水分と適正な量のシャンプーを混ぜ、空気を入れるようにして泡立てないとクリーミーな泡は立たないのです。

泡立ちにくいという方はどれか1つ、もしくは複数が欠けている可能性がありますのでこの後で解説する泡立ちが悪くなる原因を見て頂き、自分のシャンプーを見直して頂けたらと思います。

シャンプー 泡

シャンプーの泡立ちが悪い原因

シャンプーが泡立たない、泡立ちにくい理由としまして

  1. 水分が足りない
  2. シャンプーの界面活性剤の種類
  3. 保湿成分
  4. 髪質
  5. 頭皮の汚れ

これらが要因として考えられます。

水分が足りない

これが一般の方には一番多い理由です。

実はほとんどの方が十分に水分が髪に含まれる前にシャンプーをつけてしまっています。

シャンプー前に頭を濡らすと思うのですが目安は2分です。2分間お湯で頭を流し続けて下さい。実際にやってみると想像以上に時間が長く感じるはずです。

これくらい流さないと髪に十分な水分が含まれないのです。

シャンプーの界面活性剤の種類

シャンプーの成分も泡立ちに関係します。『使ってはいけないシャンプーを素人が見極める5つのポイント』『髪にいいシャンプーやトリートメントの共通点!10種の成分』でも解説していますがシャンプーの界面活性剤(洗剤)には様々な種類があり、それぞれ特徴が違います。

高級アルコール系の洗剤は洗浄力も高く髪を傷めやすい反面よく泡立ちます。

対して、ベタイン系なアミノ酸系の洗剤は髪や肌に優しいですが高級アルコール系に比べて泡立ちが劣るという特徴があります。

もちろんしっかりと濡らしていればどんな洗剤でもちゃんと泡立ちます。

保湿成分

特に補修力の高いシャンプーに多いのですが栄養成分が多く含まれているシャンプーは洗剤の配合量が少なめに設定されています。

髪に優しく、最低限の洗浄力で汚れを落としながら、補修するように作られていますので泡立ちが悪いのです。

しかし髪にいいことは間違いないのでこういうシャンプーを使って頂くことをおすすめします。

髪質

髪質が硬い人は撥水毛といって水をはじきやすい毛質の方が多いです。

髪に水分がふくまれにくいのでしっかりと濡らす必要があります。先ほども言いましたが2分を目安にシャワーで髪を流していきましょう。

皮脂や髪の汚れ

ヘアワックスやスプレー、皮脂などが多量に髪に残っていると水分と洗剤の混ざりが悪くなり泡立ちが悪くなります。

特にスプレーを大量に使う方は1回のシャンプーでは洗い流せないこともあるので後で解説する対処方法を実践してみてください。

薄毛の危険も!?やってはいけないこと

泡立たないからといってシャンプーを何プッシュもするのはやめましょう。あなたの髪にもお財布にも環境にもよくありません。

シャンプーのプッシュ数の目安は

  • 胸下のロング 3プッシュ
  • 肩~胸 2プッシュ
  • 顎ラインボブ~肩ライン 1~1.5プッシュ
  • ショート 半プッシュ

くらいがちょうどいいかと思います。

それでも泡立たないのはシャンプーが足りていないからではなく、他に原因があるので何プッシュしても泡立ちません。

シャンプーの無駄になってしまうのでまずはしっかりと髪を濡らし、できるかぎり汚れをお湯で流すことから始めてください。

女性画像

泡がすぐなくなる理由

シャンプーで最初は泡立つけどシャンプーしていくうちに泡がなくなってしまうなんてことはないでしょうか?

これは髪のダメージ度合いとも関係があります。

ダメージが進行した髪は水分を吸い込みやすくなるのが特徴です。

先ほども説明しましたがシャンプーは

  • 水分
  • 空気
  • シャンプー

の3つが合わさり泡立つのですがダメージ毛ではシャンプーをしているうちに水分やシャンプー成分が髪に吸い込まれてしまいます。

この為最初泡立ったと思ってもすぐ泡がなくなってしまうのです。

男性の髪が急に泡立たないのはシリコンが原因

急にシャンプーが泡立たなくなるという悩み相談もよくされます。特に男性に多いのですがこれの原因としましてはシリコンが考えられます。

市販のシャンプートリートメント、あとワックスやヘアスプレーにはシリコン(ポリマー)が多量に含まれており、これが髪に残留しすぎるとシャンプーは泡立たなくなります。

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対処方法

泡がすぐなくなる人、泡立ちにくい人の対処方法は簡単です。先ほど解説した2分しっかりと髪を濡らす工程にプラスで

  1. 二度洗いする
  2. シャンプーの前にトリートメントをつける

の2パターンが考えられます。

二度洗い

シャンプーが泡立ちにくいなと感じたら1回流して、再度シャンプーしてみましょう。

1回目のシャンプーである程度汚れが落ち、髪と水分が馴染んでいるので泡立ちやすくなるはずです。

シャンプーの前にトリートメントをつける

リンスやコンディショナーでも大丈夫です。

トリートメントにより髪の中が補修成分で満たされると水分やシャンプーの吸い込みが抑えられ、泡立ちやすくなります。

また、シャンプーでは落ちにくい油分を分解する力もトリートメントにはあり、ワックスやヘアスプレーの油分よごれも落としてくれるのでさらに泡立ちやすくなるのです。

もちろん、シャンプーの後もう一度トリートメントはしっかりするようにしてください。

炭酸シャンプーを使う

炭酸シャンプーには普通シャンプーでは落ちないのシリコンや汚れを落とす効果がありますので上で説明している方法でも泡立たないのであれば炭酸シャンプーを試してみましょう。

また美容室に炭酸スパをしに行くのも効果的です。

炭酸シャンプーについては『プロが教える炭酸シャンプーの5つの効果やメリットについて』で詳しく解説しています。

泡立てやすい方法

クリーミーでふわっとした泡にするのに空気を入れながら泡立てるというのがなかなか難しいし、どうしたらいいのか分からないって方が多いです。

そこでシャンプーを泡立てる時は手をこんな感じにして下さい。

シャンプーを泡立てる手

美容師の間では『猫の手』などと言われますがこんな風に軽く手を握り、指と手のひらの間に隙間をつくるような感じです。

この手でシャンプーを泡立てると空気が入りやすくなり、きれいに早く泡立てることができるのです。

美容師はみんなやっています。ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

皆さん参考になりましたでしょうか?

泡立ちが悪いからと言ってお使いのシャンプーがダメなわけではありません。髪や頭皮のことを考えて作られているからこそ泡立ちが少し悪いこともあるのです。

そして、ちょっとしたことでシャンプーの泡立ちは改善できます。まずはしっかりと髪を流すこと。それだけでも全然変わってくるとおもいます。

気持ちのよいシャンプータイムを過ごすためにこの記事がお役にたてば幸いです。