独立を成功させる為の事業計画書の書き方と4つの注意点

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美容師やネイリストが独立して自分のお店をオープンさせる時、融資で資金調達するのはかなり一般的だ。

金融機関に融資を受ける為にまず作らなくてはいけないのが事業計画書である。

書いた事のない人が作るにはかなり大変なものだが、これで融資が可能かどうか決まるといっても過言ではない。

今回は美容師の私が実際に融資に成功した事業計画書の書き方を元に、事業計画書を作成するうえで押さえておきたいポイントを書いていこうと思う。

独立を成功させる為ぜひ参考にしてほしい。

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事業計画書の書き方4つのポイント

会社概要

まずこれからする自分の会社と自分自身の事を書こう。

  • 自分の経歴や成績
  • やろうとしている会社の規模
  • 従業員一人一人のいいところ。なぜその人を雇ったのか。
  • なぜ独立して自分でやろうとしているのか

などできるだけ詳しく書いていく。

箇条書きになってしまいがちだが、ここは事業計画書の第一印象にあたる部分だ。

この内容がつまらないと後の部分の内容がどれだけ良くてもプラスにならないことも考えられる。審査をするのは人間なので第一印象を大切にしてほしい。

特になぜ独立したいのかという項目については熱く自分の想いを書いておくべきだ。

よほどの実績などをもっていない場合、審査をする人間は『この人は本当にやれるのだろうか?』と懐疑的になる。

実績もなければやる気もそこそこという感じではまず融資は下りない。相手にこの人ならやれるのではないかと思わせる内容を書くことに集中しよう。

 

出店地域の市場調査結果

市場調査は必ずしなければいけない。

でないと根拠のない内容が薄っぺらい事業計画書になってしまう。

市場調査の方法は色々ある。美容師である私がした事では…

  • その地域のライバル店の価格設定などの調査
  • その地域を担当している美容ディーラーに話を聞く
  • コンビニの雑誌をチェックし住んでいる層の予想をつける
  • 駅前だったので通勤時間、昼間、帰宅時間などに実際に出向いて人通りを確かめる
  • 交通局に問い合わせてその駅の月間利用客数を調べる
  • どんな業種が多いか歩いて周り、飲食をしてお店の人の話を伺う
  • 集客コンサルタントにその地域の相談をする etc…

1か月ほどをかけ、たくさんのデーターを集めた。特にライバル店の様子と、どんな層の人が住んでいるかは大事な要素だった。

市場の調査をもとに残りの項目を理論立てて書いていくのでできるだけ多くのデーターを集めてほしい。そして自分に有利なデーターはしっかりとアピールしよう。

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経営戦略

もっとも大事な部分である。

先ほど説明した市場調査の結果をもとに戦略を立てていく。

  • 価格設定
  • 宣伝方法や集客方法
  • 地域性をふまえたサービス
  • オリジナリティあふれる商品
  • 店舗の仕組み作り
  • 利益を出すまでの過程

などあげればきりがないが美容室で大事だったのは宣伝戦略と利益を出すまでの過程とその仕組み作りだ。

最初は赤字でもいい。一つ一つ積み重ね、3~6か月には利益が出始めるように私は計画した。もちろん最低ラインの話だと伝えた。

実際はもっと早く軌道に乗ったが、あえて結果を最低ラインギリギリで見積もり、それでも改善できることをアピールした。

無理のない範囲で大きく見積もりをかくこともできるが、金融業の体質的に堅実にコツコツ結果を出すタイプであると思われた方が有利ではないかと思う。

資金計画

資金計画は概算にはなるが見積もりなどをとってできるだけ正確に出していこう。

上記の3つをふまえた上でこれだけお金が必要なのでこれだけ貸してほしい。ということだ。

本当にいるのか?と思われないように各項目にしっかりと必要性を書いてほしい。

またオープン後の資金のやりくりもできる限り予想して書かないといけない。資金繰りが下手と思われるのが一番最悪の結果だ。

お金にキッチリとしている印象を与えられるように気をつけよう。

まとめ

自分の経歴などを説明し、なぜその場所で独立しようと思ったのか、その出店地域の市場について調べたこと、そして調査データーを元にした戦略、それに掛かる資金。こういう順番で書けば説明もスムーズにしやすいのではないだろうか。

もちろん嘘などは書いてはいけない。

少し数字が心もとないなら貴方の力不足なのかも知れない。でも私だってそうだった。

現実を素直に書き、それに対しての戦略を必死で説明した。

ここまで理論的に書いてきて最後に精神論を出すのはどうかと思うが一番大事なのは情熱だ。

独立しようとしているなら今情熱に満ち溢れているはず。

事業計画書をしっかり書きながらも、どんな時も相手の心を動かすのは熱い気持ちだというのを忘れず頑張ってほしい。