美容師の給料はなぜ安いのか?4つのポイント

お金

美容師の給料は安いというのが一般的になってしまっています。

結論から行くと給料に格差があるということなのですが、なぜなのでしょうか?

自分自身がこの業界に10年以上いますので肌で感じている問題を考察していきたいと思います。

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今の給料に満足できない方も大勢いらっしゃると思います。経営者のみならずスタッフ全員で考えていかねばいけない問題です。

良かったら参考にして下さい。

美容師の給料が安い理由

4つのポイントに分けてみていきます。

美容室が増えすぎている

美容室は飽和状態にあります。お客様を取り合いの中、経営的に黒字である美容室は全体の20%とも言われています。

これが給料が安いと言われる最大の原因ですね。

ここ数年で力のない美容室は淘汰されていくと言われていますが、また新たな美容室もできていきます。

数が多ければ多いほど利益も分散されていきますので一社あたりの利益も減ってしまっているのが美容室の現状でしょう。

売上を上げれない方が増えている

売れない美容師も増えています。

経営的な目線ですが25万の給料を取ろうと思うと50万の仕事は最低してもらわないと困ります。

ましてやアシスタントを使うならその子たちの分まで上げてもらわないと経営が成り立ちません。

この最低ラインをクリアできない人が増えていくと会社全体でカバーが必要になり、他のスタッフが穴埋めをしなければいけません。

売上を上げているスタッフに付ける歩合を上げれないスタッフの赤字を埋めるのに使わなければいけないのです。

これも給料が上がらない理由の一つですね。

低価格化

近年の低価格化でさらに業界は苦しくなっているのではないでしょうか?

値段を下げたからといってお客様が増えるとは限りません。逆に今まで以上の仕事量をこなさなくてはいけなくなり、スタッフの負担が増えます。

料金を下げている分、売上も伸びませんのでどれだけ仕事をこなしても給料に反映されないということが起こるのです。

お客様は本当に低価格を求めているのでしょうか?もちろんそういった方もいるはずですが、価値のあるものにはお金を出してくれる。そういった方も確実にいるはずです。

美容師はもっと自分を磨き、それに応じた報酬をもらっていってもいいのではないでしょうか。

自分の技術や人間性を磨く。それがきっと自分の生活を豊かにすることに繋がるはずです。

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美容師の減少

美容師の減少は大きな問題です。

低賃金、長時間労働→美容師になりたい人の減少という負のスパイラル

これをどうにかしていかねばいけません。美容師はもっと評価されてもいいと思います。

スタッフがいなければ会社は発展していきません。発展がなければ当然、待遇が上がることもないということです。

しかし、これは店、会社単位でどうにかできることではないので業界全体で取り組む問題ですね。

会社としても独自性のある取り組みをし、差別化を図って生産性の向上やスタッフ待遇の向上に努めていく必要があります。

まとめ

これらが美容師の給料が安い主な原因ではないでしょうか?

美容師的にも会社的にも利益を生み出しにくくなっているのが最大の理由です。

自分達で解決していけることもたくさんあります。しかし、現状なかなかすぐに改善していくのは難しい部分もあるのが事実です。

オーナーが給料を取りすぎているから自分たちは安いなんて声も聞かれますが、おそらくそれはないでしょう。

そういう美容室ならオーナーも非常に苦しいはず。

私も開業当初、赤字が出そうになったらまずは自分の給料を削ることを考えました。スタッフ達に負担をかけるようではオーナー失格ですね。

腐らず、スタッフ全員で問題の解決に取り組むことが必要だと思います。

自分達で自分達の価値を高め、給料に反映させていけるように取り組んでいくことがこれからの美容業界には求められているのではないでしょうか。

自分もまたスタッフの生活をもっと豊かにしていけるよう邁進していきたいと思います。