美容室の疑問!ストレートパーマと縮毛矯正の違いについて

ワンポイントアドバイス

美容室でよくある疑問のひとつが”ストレートパーマ”と”縮毛矯正”の違いについてだ。疑問に思っているお客様も多いだろう。

また美容師の見解も様々でネットなどで検索してもはっきりとしない。美容師にも実はよく分かっていない人もいるという事だ。

今回は美容師としてこの問題をクリアにしていきたいと思う。

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違いは大きく2つ

ストレートパーマと縮毛矯正の違いは大きく分けると2つある。

見方を変えると2つしかないともとれる。両者の性質はかなり似ているのだ。

しかし、違う。では説明していこう。

薬剤のみ OR +α熱か

まず簡単に考えて欲しい。

多くの人がイメージする”パーマ”はロッドという筒で髪を巻いてパーマの薬剤を付けているだろう。その結果、髪にはカールがつきパーマスタイルができあがる。

ではなにもせずパーマの薬剤を付けたらどうなるのか?実はこれがストレートパーマである。

ロッドに巻かず薬剤を付けたことにより髪には真っすぐの状態のパーマがあたることになり、クセがある方はこれだけでくせが和らぐこともある。

和らぐと表現したのは薬剤のスペックとお客様のクセの強さにより伸び方が変わるからだ。

現状の髪よりまっすぐになればそれをストレートパーマと呼んでいい。

これに対して縮毛矯正では熱処理をする工程が加わる。

アイロンで熱を通すことにより髪のたんぱく質が変性を起こしアイロンした状態で固定されるのだ。

中にはブローで熱を入れる事もあるがこれは髪の強度やダメージ度合を考えたもので熱を入れるということに変わりはない。

難しい話になってしまったがお客様は薬剤を塗るだけがストレートパーマ、+αアイロン等で熱をいれると縮毛矯正と思っていいだろう。

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効果の違い

工程は似ていても効果はかなり異なる。

ストレートパーマと違い縮毛矯正は熱処理を加えることにより半永久的な効果を得られるのが特徴だ。

クセを完全に真っすぐに伸ばし、半永久に固定するが縮毛矯正の定義としていいだろう。

対してストレートパーマは様々な形がある。

うねりをおさえ量感を減らす『ボリュームダウン』、パーマを落とす『パーマ落とし』どれもストレートパーマに分類できる。

今の状態より髪を真っすぐにするというのがストレートパーマの定義だろう。

お気づきだろうが髪のクセをなくすという点においてみると縮毛矯正もストレートパーマの一種だ。工程と効果が違うのでカテゴリー分けされているが髪を真っすぐにするための原理はどちらも同じである。

ただ、どちらがいいのか。これはお客様が自分で判断できるものではない。

美容師に髪を見てもらい、自身の要望を伝え、適切な施術を判断してもらうようにしてほしい。

かなりリスクの高い施術なのでセルフカラーのように安易に自分でやると取り返しのつかないことになる恐れもある。

薬剤の違いはほとんどない

パーマとストレートパーマ、縮毛矯正において薬剤の原理の違いはほとんどない。

多くの場合パーマの薬剤は液状でストレートパーマの薬剤はクリーム状だが、これはストレートパーマや縮毛矯正の薬剤が液状だとポタポタ流れてしまい、お客様が不快であったり衣服や床を汚してしまう可能性があるのでクリームになっているだけだ。

薬剤の本質的にはパーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正みな同じである。

反応領域も同じである。弱い薬剤も強い薬剤も全て髪の内部に浸透し、コルテックスと呼ばれる髪の組織に作用する。

違うのは成分の濃度のみでこれにより薬剤の強さが決まり、美容師はお客様の髪の状態やクセの強さを判断し使用する薬剤の強さを決定する。

まとめ

以上がストレートパーマと縮毛矯正の違いである。

簡潔に結論を述べるとすると

髪を真っすぐにするという点は同じ、その中でも熱処理を加え完全にクセをなくし半永久的なストレート効果を得られるものを縮毛矯正と呼ぶ

美容師としては常識ではあるが、まだまだ世間一般に浸透しきっているとは言えないのが現状だ。

以前こんな記事を見たことがある。

『外側にしか薬が反応しないのがストレートパーマで内部にも薬が浸透するのが縮毛矯正』こんな記事は間違いである。

お客様には自分の大切な髪だからこそ正しい知識を持ち、日々のお手入れをしていってほしい。

美容師もまた正確な情報を伝えなければいけない。

両者が正しい知識を身に着ければ女性の髪はもっと美しくなっていくはずだ。

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