美容師が独立する時顧客を連れていってもいいのか?

悩む女性

美容師やネイリスト、アイリストが独立や店を変わる時の大きな問題の一つがお客様の引き継ぎについてです。

かなりデリケートな問題なのでなかなかハッキリとは言えませんし、サロンにより見解やルールが違うのですが今回は私個人の意見を書いていきたいと思います。

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お客様は連れて行ってよいのか?

これで揉める方も多いと聞いています。もちろんサロン側、美容師側双方がしっかりと話し合う必要性があり、雇われているという性質上サロン側に権利があるのは間違いありません。

美容師側としてもその事は理解しておくべきです。

会社側としてはNO

当たり前ですがYESと気持ちよく言ってくれる事はほとんどないはずです。

担当の美容師との信頼関係は一旦置いておきまして、もともとサロン側が集客したお客様であればその方はサロンの財産であり、担当美容師が辞めるとなれば他のスタイリストに引き継ぎするのが筋とされています。

辞めるのはその人の自由ですがサロン側は利益を守り、残るスタッフの生活も守っていかなくてはいけません。

ですので気持ちよくYESとはなかなか言えないのが現状です。

個人情報の問題

昨今、様々な分野で個人情報の管理について是非が問われていますよね。美容室も例外ではありません。

お客様を連れていくという事は個人情報を渡すという事です。

何か問題が起これば責任を問われるのは当然サロン側です。

こういった話が広まれば当事者以外のお客様にも個人情報の管理について不信感をもたれてしまい失客やトラブルに繋がるかも知れません。

ゆえに引き継ぎをしてほしいというのが経営者の本音です。

サロン秩序がなくなる

お客様を連れて行っていいと大々的に認めてしまうとサロンの秩序がなくなります。

あくまで予想の範囲ですが、

『独立するからこっちにきてほしい』『もうすぐ独立するんです。他の人には内緒ですよ』

こんな会話がサロンに充満するでしょう。こんなサロンに行きたいですか?こんなサロンが発展していくでしょうか?

また残るスタッフのモチベーションはどうでしょうか?

サロン経営者は自分のサロンを守らなくてはいけません。

これも美容業界でお客様を引っ張ることがタブーとされている理由の一つです。

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決めるのはお客様

ここまで話してきたのは経営者と美容師の間の話であり、肝心のお客様の事は無視した話です。

どこに行くか、誰にやってもらうのかはお客様の判断です。

第一に考えるべきはお客様の気持ちであり、お客様がやはり今までの担当者にしてほしいと希望されるならサロン側も口出しする事はありません。

それは経営者ももちろん分かっていますが先ほども述べたようにサロンとして認めてしまうと秩序がなくなる懸念もあるため、公には言えないという事も理解してほしいと思います。

私個人の考え方

個人的、そして経営者としての目線での話になってしまいますがこの問題についてはお互いが良識の範囲内で行動する事、そして最終的にはお客様に委ねる事だと思っております。

やはりサロンとして公には認めるとは言えません。

ですがやはり独立するスタッフを応援したい気持ちもあります。

連れて行けるなら連れて行ったらいい。

ただサロン側も日頃からお客様がサロンに残って頂ける努力を怠ることはしません。

その中で独立されるならそちらのサロンに通いたい。とお客様が思われるなら何も言うことはないのです。

まとめ

時として大きな問題になってしまう引き継ぎ問題。

私個人はこのような考えですが、経営者には色々な考えの方がいらっしゃいます。

独立の話を出しただけでその日限りでクビにされた美容師も私は知っています。

サロン側と美容師、双方が良識のある行動をし日頃から信頼関係を築いておくべきです。

私には経営者の気持ちも、一美容師の気持ちもどちらも分かります。

お世話になった美容室を退社し独立するならそれなりの筋の通し方をしましょう。

それならきっと気持ちよく送り出してもらえるはずです。

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