良くないシャンプーを素人でも見極められる5つのポイント

女性画像

どんなシャンプーを選んだらいいのか分からない。

そんな悩みをお持ちではないでしょうか?

数多あるシャンプーの中から自分で相性のよいものを選び出すのは簡単ではありません。

しかし、よくないシャンプーを見極めることは何もそんなに難しいことではないのです。

そんなことできるの?と思いでしょうが美容師としての見解を交え、素人の方にも分かりやすく1つ1つ説明していきますのでぜひシャンプーについての知識を深めて頂きたいと思います。

スポンサードリンク

ダメシャンプーの見極め方について

世の中にはダメシャンプー(使ってはいけないシャンプー)が確実に存在します。

あなたは見極める自信がありますか?

美容師である私が考えるダメシャンプーとは

  1. 洗浄力が強すぎる
  2. 肌にも環境にも良くない成分が使われている
  3. カラーやパーマに悪影響を与える
  4. 成分、性能と価格が釣り合っていない
  5. 嘘や曖昧、消費者を混乱、欺くような表記

こういったシャンプーの事です。3つ以上当てはまるならダメと私は判断します。実はけっこうあるんですよね。

5つとも成分について少しの知識があれば見極めることができます。難しそうに思われるかもしれませんが、1つ1つ説明していきますので安心して読んで下さい。

洗浄力が高い

まずなんといってもコレです。全てのトラブルの原因はここにあります。

後で説明しますが、高級アルコール系などと言われる洗浄成分を主剤にしているシャンプーは洗浄力が非常に高いです。

これは台所用洗剤にも使われるような洗剤です。食器を洗うような洗剤で頭を洗ったら荒れても仕方ありませんね。

もちろん濃度は人に悪影響が出にくい濃度まで下げられていますがリスクは高いと言えます。

肌や髪、環境への影響

洗浄力に高さに比例して頭皮や髪、環境への影響も大きくなります。

洗う力が高いものはやはり髪や肌を傷めやすく、水質にも悪影響を及ぼします。

そして忘れてはいけないのはそういう人体でも悪影響が出るようなものを川や海に流しているということです。環境への配慮も忘れてはいけませんね。

魚や貝にそういった成分が蓄積され、それを食べるのはあなたかもしれません。

これに対して天然由来の洗浄成分は優しく、流したあとも自然に還るような成分からできていますのでこういった洗浄成分を使うのがベストと言えるでしょう。

実際に私のお客様に起こった肌トラブルにも目を通してみて下さい。『H&S100万本売れたシャンプーが肌に優しいのは嘘なのか

カラーやパーマへの影響

洗浄力ももちろんですが多くの方がカラーやパーマをされている今、これに悪影響を及ぼす成分も要チェックです。

せっかくのカラーをすぐ色落ちさせてしまったり、パーマを取れやすくしてしまったりする成分は極力ない方がいいですよね?

しかし、以外と入っているのが現状。

価格帯は妥当か?

いい成分もあるにも関わらず、こういったよくない成分が使われてしまっているのはなぜか?答えは簡単です。

『コストが安い』

これしかありません。そういったスペックなのにこの値段!?と思うシャンプーも多々あります。

自分が毎日使うものです。せっかくならいいものにお金を使いませんか?

私はそう思います。

表記の問題

これは…難しい問題なのかもしれませんが、例えば人気の『オーガニックシャンプー』。

オーガニックシャンプーって?6つの疑問にプロが答えます!』でも書いていますが日本におけるオーガニックの表記基準はかなり曖昧で

  • 1種類でも1滴でもオーガニック成分が入っていればオーガニックと表記してもよい

訳でして『それってオーガニックじゃなくない!?』という商品もたくさんあります。

こういったシャンプーは結局のところ、『使う人の事を考えてないよね?』と思ってしまうのでダメシャンプーに分類させて頂いてます。

成分表の見方

ではどんな成分が含まれるとよくないのでしょうか。

その前に成分表の見方はわかるでしょうか?

  • 配合量が多い順に並んでいる
  • どのシャンプーも水が一番多い
  • 水の次から並んでいるのが界面活性剤

これがシャンプーの基本です。

シャンプー 成分表

豆知識としましてはほとんどのシャンプーにおいて水の配合量は約70%。

つまりシャンプーのほとんどは水でできています。

水の次くらいから主剤の界面活性剤(洗剤)が表記されますのでどんなモノが表記されているかチェックしましょう。

そして、後の方に書いてあるにある成分はほんのわずかしか配合されてないって事です。

こんな成分が良くない

  1. 高級アルコール系界面活性剤
  2. エタノール
  3. シリコン
  4. パラベン

ざっとベスト4を上げるとこんな感じです。

一つずつ説明していきます。

高級アルコール系界面活性剤

シャンプーの成分表では

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸TEA
  • パレス-3硫酸Na
  • オレフィンスルホン酸Na

などと表記されています。ラウリル~、ラウレス~、~硫酸とつけば高級アルコール系界面活性剤と思ってよいでしょう。

高い洗浄力と泡立ちの良さが特徴ですが髪や肌の油分を取りすぎてしまうだけでなく、洗い残した場合、皮膚に浸透し毛根などに悪影響を与える可能性もあります。

また高い洗浄力の為、カラーの退色(色落ち)を促進させてしまうのでカラー後の髪には特に相性が良くありません。

ちなみに市販のシャンプーのほとんどがこの洗剤が主剤です。

エタノール

安定剤のひとつとして配合されるエタノールですが多量に含まれていると良くありません。肌や髪の水分を奪い乾燥しやすくなったり、アルコールアレルギーの方は肌荒れの原因になります。

またカラーやパーマとも相性も悪く、カラーの抜けを早めたりパーマがとれるなどの悪影響もあります。

特にスキャルプシャンプーなどによく配合されていますので注意してみましょう。微量であればさほど気にすることはありません。

シリコン

誰もが知っているであろうシリコンもよくありません。

特にカラーやパーマの施術に影響を及ぼすこともありますので多量に含まれていないことが望ましい成分です。

ただ髪の状態によって多少必要な場合もあり、素人の方が判断するのはかなり難しいと言えます。

ノンシリコンシャンプーについて知っておいてほしい8つの事』で解説していますので確認してみて下さいね。

パラベン

化粧品の防腐剤として有名な成分です。細菌の繁殖を抑え品質を保つ目的で使われていますが量が多いと人体に悪影響を与えると言われています。

肌への影響としては湿疹性皮膚炎。体内に大量に入ると嘔吐やかゆみ、内蔵疾患やアレルギーを引き起こすとされ、今多くの化粧品でパラベンを使わないパラベンフリー商品が増えています。(違うもので代用しているだけですが…)

スポンサードリンク

美容師のワンポイントアドバイス

さて、良くないとされる成分を紹介したのですがここでプロからのワンポイントアドバイスを。

一種類良くない成分が入っているからといってダメとしてしまうのは安易な判断です。

むしろ1種類も入ってないシャンプーはほとんど見たことありません。

大事なのは配合量でして成分表からは具体的な配合量は分からないのです。

シリコン 表記 シャンプー

先ほどの成分表ですが『ジメチコン』の表記があるのでシリコンが入っています。しかし、最後から2番目なのでほんの微量であり、頭皮や髪に影響が出るとは考えにくいですね。

『木を見て森を見ず』ということわざがありますが本当にそういうことです。

全成分の配合量とバランスによって髪や肌との相性は決まるのです。

相性を完全に見極めようとするとさらに専門的な知識と美容師のように多くのシャンプーを勉強し、毎日たくさんの髪に触れる必要があります。

ですので今回得た知識はあくまでも予備知識としてシャンプー選びの参考に持っておくことをおすすめします。

例えば、

『このシャンプーは主剤が洗浄力が高めのだから敏感肌の自分には合わないかもしれないな。だったらこっちのシャンプーのほうが洗浄成分が優しそうだからよさそうだな。』

『いつも髪の色が抜けやすいのはエタノールの入ったシャンプーのせいかも知れないな。』

くらいの感覚でいてもらうのがちょうどいいかもしれませんね。

特に洗浄成分については頭皮の荒れの原因にもなりうるので自分でチェックできるようになるといいですね。

 

使ってはいけないシャンプー 一覧

このようなシャンプーが良くないとされています。美容師としても使ってはいけないとまでは言いませんが「わざわざ使う必要がない」と思うシャンプー達です。

メリット

メリット

出典元:@cosme

H&S

h&s

出典元:@cosme

アジエンス

TUBAKI

出典元:@cosme

とくにツバキは美容師にも不評ですね。髪に残留しているシリコンの影響でカラーが染まらなかったり、パーマが当たらなくて「シャンプー何を使われていますか?」とお客様に尋ねるとツバキという回答がよくかえってきます。

まさに美容師泣かせのシャンプーです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

紹介した成分をチェックするだけで使ってはいけないシャンプーは見極められるのです。

もう一度見極め方をおさらいしておくと

  1. まずは店頭で値段を確認
  2. 気になるシャンプーを手に取り、成分表を確認
  3. この記事で紹介した成分が入っているかチェック(できればこのページを見返しながらチェックしてください)
  4. 再度値段を確認。妥当か?
  5. ポップやうたい文句で誠実ではない書き方をしていないか?

中でも最初のほうにどんな成分が書かれているか気にしてみてください。紹介したような成分が書かれているなら使うのを控えるのが得策と言えます。

もちろんシリコンのように多少良くない成分が入っていても髪に合うシャンプーも存在しますので無理のない範囲で試してみるのもいいとおもいます。

シャンプーは自分で選んでみたい。そんな方は何度もこの記事を見返して頂き知識を深めていただけたら幸いです